3年前、仕事の取引先で出会った彼と結婚しました。結婚後もフリーライターとして働く私とWEBディレクターの夫は互いの仕事を尊重し合う対等な夫婦関係を築いていました。子供はいないけれど、優しくて頼りがいのある夫とこれからも穏やかで平穏な日々を過ごしていく…そう思っていたのに、目の前に‘あの男’が現れたのです。学生時代に『ご主人様』と呼び慕った、私の身体に底知れない快楽を植え付けた男―。甦る過去の記憶と身体に刻まれた快楽に私は抗おうとしたのですが…。